私小説&海外古典短編小説

松田遼司のポッシュなマニラ観光情報 カーサ・マニラ/Casa Manila ☆☆☆

カーサ・マニラ/Casa Manilaの観光概要

サンチャゴ要塞/Fort Santiagoで取得した観光地図を見れば分かりますが、カーサ・マニラ/Casa Manilaは、イントラムロスの中心を南北に横切るGeneral Luna通りをマニラ大聖堂/Manila Cathedralからさらに2ブロック歩いた左側に位置しています。歩いて5分の距離です。通りの反対側が世界遺産のサン・アウグスティン教会/San Agustin Chrchとの併設の美術館です。。

地球の歩き方の評価は☆☆でした。カーサ・マニラ/Casa Manila自体は☆☆ですが、同じ建物にあるレストランが☆☆☆☆☆なので、平均で☆☆☆です営業時間は9時から18時で月曜日は定休日となっています。。入場料は大人75ペソ、シニアや子供は50ペソです。鑑賞時間は30分もあれば十分でしょう。

Casa はイタリア語やスペイン語でを意味します。マニラの家ということですね。スペイン統治時代の19世紀のマニラの富裕層の家を再現した博物館です。玄関はチャイナタウンにあった1850年代の家を再現、内部の家具や装飾は中国や欧州由来となっています。シャンデリアや金箔を塗った家具は欧州風、陶器は中国風です。当時の大統領夫人で靴の収集などの贅沢で批判を浴びていたイメルダ・マルコスにより、1981年に建設されました。残念ながら昔から存在していた富裕層の家ではなく、それを再現したものです。欧州旅行で宮殿を見てきた方にとっては、物足りないでしょう。そのため☆☆という厳しい評価にしました。英語ですが公式のヴァーチュアル・ツアーがあるので、ご覧になってから行くかどうか決めてはどうでしょうか?

カーサ・マニラ/Casa Manilaの歩き方

入り口を入るとZaguwanと呼ばれる廊下があります。まずは1階で入場券を購入後、パティオ(中庭)に入りました。

Patio

スペインの植民地だったので、富裕層の家にパティオがあったのは納得できますね。Piedra Chinaと呼ばれる中国由来とされる灰色の敷石が敷き詰められていますが、メキシコのタイルのような華やかさはなく、単なる敷石と素人には識別はできません。パティオに付き物の噴水も普通でしたが、やはりパティオは良いですね!スペイン観光旅行気分が味わえます!

建物に入り2階に上がるといくつかの部屋があり、家具と置物、シャンデリアなどで飾られています。Salaと呼ばれる部屋が貴賓室で、VIPの歓待やパーティー、コンサート等に使用されたそうです。ここでの見ものは、金メッキが施されたルイ15世様式の19世紀の家具だそうです。18世紀のフランス王ルイ15世時代のスタイルですが、ルイ14世時代のバロック様式により近く、優雅なロココ風ではありません

Louis15 style chairs

フランスやドイツ、オーストリアなどの欧州の宮殿を訪れると必ず見られる様式の一つです。2~3人がけのソファ、肘掛けがある大きな椅子2脚、肘掛なしの椅子2脚の6~7人用でした。

Sala

この6~7人用椅子セットは、筆者がメキシコシティ中心部の広場(ソカロ)にある政府公認質屋で購入したルイ15世スタイルの19世紀のアンティーク椅子とテーブルセットとそっくりでした!

Louis15 style chair purchased in Mexico

筆者の家のリスニングルームにある家具セットは、メキシコのほうがフィリピンよりも欧州からのアンティーク家具が多く存在したためか、11人用のセットです。椅子の他には高い脚付きテーブルもあります。

My listening room

かつてメトロポリタン美術館で鑑賞したメキシコ展で学んだように、当時盛んだった三角貿易によりスペイン、メキシコ、フィリピンという欧州、中米、東南アジアという遠く離れた土地で同じ文化が育まれていたことを体験し、歴史専攻の一人として非常に感銘を受けました!他には寝室やダイニングルーム、キッチン、浴室などがありますが、個人的には天井画のあるメインダイニングルームが一番好きでした。しかし、イタリアのルネッサンス邸宅とはもちろん比較にはなりません。

建物から見る建物全体と通りやパティオの景色は、一見の価値ありです。

View of the street

View of the patio from 2nd floor

素晴らしいのが、隣接しているレストランBarbarasです。

Barbaras stairway

ビュッフェ・レストランと紹介されていたのですが、ランチでもアラカルトが可能でした。スペインやキューバ、メキシコとフィリピンのスペイン三角貿易に影響されたと思われるスペインとかつての植民地のフュージョン料理が楽しめます。地球の歩き方で紹介されているカフェ・アドリアティコと似たスタイルの食事ですが、こちらの方がメニューも豊富です。

昼間からオールディーズの米国の曲をバンドが演奏し、欧米人が踊っているのを見ていると、楽しくなってきます!ケサディーヤとマンゴーシェイク、アイス・カフェラテにフルーベリー・チーズケーキはすべて美味しかったです。

Quesadilla

Cheesecake

そして店内の装飾も素晴らしく、カーサ・マニラ/Casa Manilaとは異なるインテリアが楽しめました

 

Barbaras interior

Barbarasでは夜にはフィリピン民族舞踏のショーも見られるそうで、次回はディナーに訪れたいと思いました。

Barbaras 2nd Foor stairway

Weblivre.inc
株式会社ウェブリーブル